2017年3月15日水曜日

ストレッチって本当は難しい?



福井市整体 腰痛専門院 癒之気 岡本と申します。



人間には、痛い部分に
力が入ってしまう

防御収縮という習性があります。

ぎっくり腰を例にしますと、
腰の周囲の筋肉に傷が出来ます。

そうすると、かばおうとして背筋を
中心として腰の筋肉が緊張します。

その力で、腰が全体的に
絞り上げられて
もっと痛みが増悪します。

痛みが強くなれば、もっと筋肉に
力が入ります。

力が入り続けると
筋肉がカチカチになります。
そして痛みが更に強くなる・・・。

特に腰の筋肉は緊張状態が
続いているという事です。

それで「筋肉に緊張しなさい」と
命令しているのは
自分自身の脳ですよね。

そして緊張状態の筋肉に対して
「無理して緊張しなくていいですよ」
と伝える手段の1つとして

ストレッチという訳です。

だけど

〈ストレッチは筋トレより難しい?〉

というのも筋トレは、やる気と根気さ
を持てて力を入れれば
とりあえず出来てしまいます。

(効果があるとか無いとかは、
 ちょっと置いときます。)

だけども逆に【力を抜く】
という作業は思ったより
なかなか難しいものです。

そのポイントとなるものを
ちょっとお伝えしたいと思います。


1. まずギリギリ痛くない所まで
  伸ばしてみる。
  
  ゆっくりと伸ばしていって
  痛い所で止める。

  そこから少しだけ戻す。

  その場所がギリギリ痛くない所。

2. 静かに20~40秒程度
  この場所を保つ様にする。

  痛くなくなったとからと、更に
  伸ばしたりしない様にします。

3. この流れを2~3セット
  行ってみましょう。  

1回目より2回目の方が筋肉が
柔らかくなっていれば大丈夫です。

あなたの脳に
「ここまで伸びるんですよ」と
教えてあげます。

そして、筋肉の緊張の
設定具合を変更させる作業が
ストレッチが担う役割だと思います。


機能障害での痛みのポイントは
筋力と柔軟性。

筋力の低下が招いて痛みを
起こしていると判断出来れば
筋トレが必要ですし

柔軟性にどうも問題が
ある様ならストレッチの方です。

あまりあれこれ考え過ぎず
シンプルに判断した方が
いいかも知れません。



腰痛のせいで
スポーツを諦めているあなたへ
こちらの整体はいかがでしょうか?

福井市整体  腰痛専門院  癒之気



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