2018年8月13日月曜日

痛みのスケジュールについて


福井市の整体院 腰痛専門 癒之気
岡本です。



前回の急性期の痛みについて
痛みには一定のスケジュールがあり

その痛みがどの様に強くなり
回復して行くのか
そのスケジュールについて
考えて行こうと思います。


【痛みの3段階】

軽い打ち身、捻挫、肉離れ、靭帯損傷
アキレス腱断裂、骨折、火傷等の
<急性炎症>を起こした場合は

痛みのピークの訪れ方
痛みの減り方、痛みの回復の仕方が
同じ様な曲線をたどります。

具体的には

1. 8時間で最大値の50%
  (半分に到達する)

2. 72時間目で(3日目)に
  最大値に達する。

3. その後は下降をたどり
  6~7日目に消える。

 という曲線をだどります。

これは、ほぼどんな急性の炎症の
場合でも、哺乳類では全て同じだと
いう事が分かっているそうです。

これは1960年年代に起きた
ベトナム戦争の時から
分かっているそうで

この戦場では、身体の65%以上の
大火傷を負った方も沢山いたのです。

それから、50年以上経過していますが
その事について、知っている方は
あまりいない様ですね。

話がそれましたのでここまでにして


【目安は3週間位】

捻挫や肉離れを起こしてから
段々痛くなって、夜中とか翌日に
かなり痛くなるというのは急性炎症が
最初の8時間で急激に進行するから。

その後、3~4日で少し楽になるのは
急性炎症のピークを通り過ぎるから。

「病院へ行く程でもないから
 湿布でも貼っておこうかな」

程度の痛みなら、大体1週間もすれば
回復して来ると思います。

ただ、捻挫や肉離れ等で傷付いた
筋繊維は傷が付いたままの状態。

それで、今度は患部で修復作業が
行われ始めます。
この修復作業が終了すると
動かした時の痛みが
劇的に軽くなって来ます。

この期間が大体2~3週間程です。


ご存知の通り、捻挫や肉離れ等を
起こして2~3週間は痛くて
まともに歩く事すら出来ません。

だけど2~3週間経過したある日
何か突然楽になった経験は
ありませんか?

その時が、身体の修復作業が
終了したという訳です。


こうやって、急性炎症は決まった
スケジュール通りに傷が
回復されて行くのです。

これが一般的に言われている
「日にち薬」という訳ですね。


【ただし・・・】

日にち薬だけでは痛みが
回復し切れない場合があります。

ここで、私達の出番という訳で

それに例えば、
肉離れ等を起こして修復作業が
完了して痛みは楽になっても
かなりの筋肉の柔軟性等が
失われています。

それに関節の動き等も悪くなっている。

3週間以上もまともに歩いたり
座ったり出来ない訳だから
当然身体のバランスだって
崩れているはず。

筋肉を緩める、関節の動きを良くする。
身体のバランスを整えるという事は
私達でも対応出来る分野。


急性の痛みには、痛みのピークが来て
回復するというスケジュールがあります。

痛みの経過と合わせて、その都度
適切な施術を行なって行けば
痛みの回復を早める事も
可能になって来ます。


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マッサージやほぐしでは
辛い腰痛が変わらず回復しなくて
もう、うんざりしているあなたへ

身体だけでなく生活習慣や
肉体、精神、感情のこのバランスが
崩れているのかも知れません。

本気で不調から解放されたいのなら
そんな不安のまま毎日過ごさないで

読んで字の如く身体を整える
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福井市 整体院  腰痛専門 癒之気