2021年2月8日月曜日

健康情報のウソホント 2


福井市の整体院 腰痛専門 癒之気
岡本です。



【ウソホント2】

飽和脂肪酸は心臓病を引き起こす。

飽和脂肪酸とは、
脂肪の構成要素である脂肪酸のうち
魚や植物の脂に多く含まれるもの。



簡単に言いますと
動物の脂とかを食べると
血管が詰まって
病気になってしまうという話です。


1950年頃からアメリカでは
心臓病を減らそうと
動物の実験をしていましたが
ラット等に脂肪を大量に
食べさせていたら
血管が詰まって来たそうです。


今もまだこの考えが
浸透していますし、脂は太るとか
健康に悪いというイメージが
とても深く根付いてしまっています。


でも、草食動物のラットに
「大量の脂を」与えていた訳です。

それは、酒であろうと 
白米だろうと小麦だろうと
大量に与えていたら
何かがおかしくなって当然です。

人間でもどんなに
健康食品であっても
大量に摂り過ぎれば
何かは身体がおかしくなります。


人間の身体はタンパク質と
脂質でほとんどが構成されているのに

炭水化物を食事の
60%位摂取し
20%位タンパク質を摂り
20%位脂質を摂るべきだと
推奨している所が多いそうです。

炭水化物を過剰に摂取すれば
血糖値が上がり、血管に傷が付き
それによって血管がつまり
心臓病等に繋がって来ます。


炭水化物を多く摂る事は
かなりハードに身体を
使っている人であっても
ほとんど必要の無い事は
近年多くのトッププロが
証明し始めています。

カロリーを摂取するのであれば
タンパク質や脂肪を
しっかり摂れば健康で有益な
効果を得る事が出来るという事。

脂肪は高カロリーだから
少ない食事でも済みますし
身体に負担を掛けなくて済みます。


しかも脂肪は体内で
細胞膜の成分であったり
ホルモンの成分の元になります。

ホルモンの分泌は人間にとって
とても大事で40代を過ぎたり
女性は生理や出産等で
ホルモンを上手く分泌する事が
とても大事になって来ますし

細胞膜の元になるのですから
お肌を綺麗に保つ為にも
脂質はとても大事なのです。


外から化粧水やクリーム等で
いくら頑張っていても
身体の細胞膜がボロボロでは
どれだけ頑張っていても
結果は良くなりません。

飽和脂肪酸はビタミンを運んでくれたり
ミネラルを吸収するのにも必要です。


飽和脂肪酸は実は
心臓に悪いのではなく
心臓に好ましい燃料であるという事も
多くの研究で分かって来ています。

どうしても常温で
ギトギトに固まっている
脂を見ると身体に悪いかと思いますが
私達人間は、常に体温はほぼ一定で
血液は常に循環しているので

固まる訳でもないですし
むしろ細胞やホルモンや
身体の生体内作用にとって

重要な食べ物だと言えます。

どんな脂が良いのかは
近頃はテレビや本や
インターネットでもたくさん
簡単に調べられるので
一度調べてみて下さいね。

次回に続く。


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福井市 整体院  腰痛専門 癒之気