2020年5月1日金曜日

膝の水は抜いた方がいい?


福井市の整体院 腰痛専門 癒之気
岡本です。



前回に続き膝のお話。

まずは水の正体からやっていこう。


【膝の水の正体は?】

慢性炎症の場合
好中球ではなく、リンパ球が主体と
考えられます。

リンパ球は好中球と違って
頑固で寿命も長く
なかなか引き上げてくれません。

だから、慢性炎症は「日にち薬」では
治る様な事が難しいのです。


要するに、放っておいても
良くなる事があまり無いので
しっかりと原因を取り除かなければ
ならないのです。

では、一体膝の水とは何なのか?

膝で慢性炎症を起こすと
滑膜が「炎症の浸出液」
というものを作ります。

火傷をした事がある方は
分かると思いますが

水ぶくれになった時に
袋の中に透明の液体が溜まりますね。
あれと、ほぼ同じの様なイメージ。


関節液は、正常な状態であれば
だいたい5cc程度と言われます。

もし、注射液で20cc
抜いたという事であれば
関節液が5倍以上に
増えていたという事になります。

ということは、膝痛の鍵とも言える
ヒアルロン酸も5分の1の濃度に
なってしまっているという事です。


【膝の水は抜いたほうがいいのか?】

「膝の水」をクセになるというのは
ちょっと違うかも知れません。

そもそも
原因を取り除いていない訳ですから
増えた関節液を抜いても
状況は変わらないと思います。


普通は膝の水を抜いた後に
ヒアルロン酸を注入して終了となります。

では、一体どうすればいいの?

自分の膝が頑張ってヒアルロン酸を
作り出せる状況にする必要があるのです。

その為には、前にもお伝えしましたが、

「膝の運動」が必要になって来ます。
そして、膝の負担を軽くしたり
自然治癒力を向上させる
我々の手技も必要になります。


なぜ水が溜まってしまうのか?
原因は何なのか?

そういった事をしっかり見極めるのが
大切なんですね。


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福井市 整体院  腰痛専門 癒之気