2025年8月1日金曜日

便秘と骨盤のゆがみの意外な関係。左右の傾きが不調のサイン? その2


福井市の腰痛整体院 癒之気
岡本です。



便秘と関係する筋肉と神経の仕組み


便秘と聞くと「腸の問題」と
思われがちですが
実際には筋肉の緊張や自律神経の
乱れが大きく関係しています。


腸は“自律神経”によって
コントロールされており


リラックスモードの「副交感神経」が
優位なときにスムーズに動きます。



しかし、ストレスや姿勢の悪化等で
「交感神経」が優位になると
腸の働きが鈍くなり、便秘の原因に。




特に以下の筋肉が緊張していると要注意です。


腸腰筋(ちょうようきん)
下腹部と腰の深部にある筋肉


脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)
背骨を支える筋肉


骨盤周囲のインナーマッスル
内臓を支える深層筋



これらの筋肉が硬くなると
腸を“締め付けるベルト”の様に
圧迫してしまう状態に。


その結果、便の通り道が狭くなり
腸の動きも悪くなってしまうのです。


つまり便秘は腸そのものの
問題だけでなく


姿勢や体の使い方から来る
“外側の圧力”も大きな原因なのです。




骨盤の傾きと便秘の共通点とは?


一致する“負担のかかる場所”に注目

【骨盤のゆがみと便秘】


この2つに共通しているのは
「体の特定の部分に負担が集中する」
という点です。


例えば骨盤が右側に傾いている人は
左側の筋肉が引っ張られて
緊張しやすくなります。


逆に左に傾いていれば右側に負担が掛かる。
この様な左右のバランスの崩れが
腸の働きにも影響を与えます。




・右に傾くと…

左の腸腰筋が緊張

横行結腸がねじれやすい

胃下垂が起こり腸を圧迫するケースも




・左に傾くと…

右の腹斜筋や腸腰筋が硬くなる

下行結腸が圧迫され、便が出にくい


これはまるで
ホースの一部をギュッと
踏んで水の流れを止めてしまうようなもの。

骨盤の傾きがその“踏んでいる場所”
になってしまい
便の通り道に負担をかけているのです。



結果として
「お腹が張ってスッキリしない」
「毎朝トイレに行けない」


といった便秘の症状が
出やすくなるという訳です。






骨盤の傾きをセルフチェック

整えると便秘が改善する理由と注意点

「もしかして私も骨盤が傾いてる…?」
と感じた方は


まず簡単なセルフチェックで
確認してみて下さい。



骨盤ゆがみチェック3選


1.壁立ちチェック


壁に背中をつけて立ち
かかと・お尻・肩・後頭部が自然につくか?


2.足踏みチェック


目を閉じて30回足踏み→元の位置から
ズレていると重心バランスが
崩れている可能性


3.スカート回りチェック


歩くたびにスカートが
同じ方向に回る人は要注意




改善するには?

腸腰筋・内転筋のストレッチや
骨盤周辺を柔らかくする体操が効果的

猫背・反り腰等
日常姿勢の見直しも大切です。



本格的に改善したい方は
専門家による施術が安心です。


骨盤を整えると
腸が「ねじれのないホース」状態に戻り
便の流れがスムーズになります。



ただし、間違った体操は
逆効果になる可能性もある為
独学よりも正しい知識のもと
行う事が大切です。


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全力でスポーツをしたいけれど
腰の痛みが続いて満足に動けず
イライラして毎日過ごしている
あなたへ

その辛さは身体だけではなく
生活習慣や精神、肉体、感情の
このバランスが崩れた時に結果として
起きているのかも知れません。

不調は身体からのサインです。
それを無視しているとサインが
警告に変わります。でもその警告を
無視して更に放っておく事で
不調が悪化してしまいます。

そうならない為にも

腰痛が回復する方法は
1つだけではありません。

マッサージで駄目なら
読んで字の如く身体を整える
「整体」という方法を試してみては?

こちらの整体で試すのがオススメかも

福井市 腰痛 整体 癒之気