我慢はおごり高ぶる心

福井市の整体院　腰痛専門　癒之気
岡本です。

例えば夢や目標を達成する為に
忍耐、我慢が必要な時も

あると思います。

しかし私達は日常的に本心を偽って
平気で自分自身に我慢を

強いる事があります。

自分が我慢すれば事が丸く収まる。

私さえ我慢すれば皆が救われる。

私が我慢すれば皆が喜ぶし

幸せになる。

みんなに迷惑を掛けまいと

身の周りの事は自分の自己犠牲で

成り立っていると

自分で縛ってしまう。

そもそも、この我慢という
言葉はどういう意味なのでしょうか。

調べてみると
仏教の言葉の様です。

我慢の仏教的意味は

強い自己意識から起こす慢心

（おごり高ぶる心）の事とか

自分を偉いと立てる

(わがままな)慢心。

という解釈の様です。


『我慢』と書いて
我(われ)の慢心(まんしん)。



いう事は

自分を犠牲にしている様で

実は我慢している自分の方が
他の誰よりも偉いと思っている

という事になりますね。

元々私達は素直な生き物で
生まれて来たのに


自分を偽る事を
我慢は美徳だという事を

成長の過程で刷り込まれて
しまったのかも知れません。

誰かせいにするでもなく
自分で納得した我慢は別として

「私は、自分を犠牲にして
こんなに我慢しているのに
あなたは全然分かってくれない！」



「誰の我慢のお陰で
こんなに円滑な人間関係を
保っていると思っているんだ！」

我慢している自分の方が尊くて
正しく、偉いと慢心してしまう。




ではその奥に隠されている
本心は何なのか？


それは、あなたしか分からないし
言葉に置き換えないと
分からないと思います。


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