2025年12月31日水曜日

股関節が硬いとどうなる?腰痛・膝痛・肩こりまで起こる理由


姿勢・体質改善で腰痛を解決する
福井市の整体院 癒之気 岡本です。



股関節が硬いとは?実は全身トラブルの起点


「股関節が硬い」と聞くと
足が開きにくい
あぐらがつらい
といったイメージを持つ方が多いかも知れません。


しかし実際には、
股関節の硬さは全身の不調のスタート地点です。

股関節は、骨盤と太ももを繋ぐ
身体の中心にある大関節。
例えるなら、家でいう
土台のヒンジ(蝶番)の様な存在です。



このヒンジが固まると

・骨盤がスムーズに動かない

・その代わりに腰・膝・肩が無理に動く

結果として
腰痛・膝痛・肩こり・五十肩へと
連鎖的に問題が広がります。




股関節が硬いと腰痛が起こる理由


股関節が本来の可動域を失うと、
骨盤の動きが極端に悪くなります。


するとどうなるか。

本来、歩行や立ち座りで
股関節が吸収するはずの動きを
腰が代わりに引き受けることになります。


これは、

クッションが壊れた車で走り続ける
様な状態。

腰椎は衝撃に弱いため、

・反り腰

・腰のねじれ

・慢性的な筋緊張

が起こり
「何年も治らない腰痛」へと進行します。







膝痛・変形性膝関節症との深い関係


股関節が硬いと、
太ももがスムーズに動かず
膝がねじれながら動くクセがつきます。


特に多いのが

・階段で膝が痛い

・正座が出来ない

・歩くと膝の内側が痛む

といった症状。


膝は本来
曲げ伸ばし専用の関節。
ねじれには非常に弱い構造です。


股関節の硬さ → 膝のねじれ → 軟骨への負担
この流れが続くと
変形性膝関節症のリスクも高まります。




肩こり・五十肩まで影響が出る理由


「股関節と肩って関係あるの?」
そう思われる方も多いでしょう。


身体は
筋膜と動きの連鎖で繋がっています。


股関節が硬くなると


・体幹が不安定になる

・バランスを取るため肩・首が常に緊張

これは

土台が傾いた家を上だけで支えている
様な状態。


結果として

・肩こりが慢性化

・腕が上がらない

・夜間痛を伴う五十肩

へと発展するケースも少なくありません。




ストレッチしても改善しない本当の理由


「毎日ストレッチしているのに変わらない」
その原因は
インナーマッスルの硬さにあります。


股関節の深部には


・腸腰筋

・深層外旋筋

といった姿勢を支える筋肉が存在します。


ここが硬くなると

・表面の筋肉を伸ばしても届かない

・すぐ元に戻る

ゴムで例えるなら
中のゴムが固まったまま
外だけ引っ張っている状態。


だからこそ、股関節の硬さは
「ストレッチだけでは限界がある」のです。



次回
股関節が硬くなる原因(日常習慣)
をお伝えします。


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