2017年2月27日月曜日

あなたに痛みを教える為



福井市整体 腰痛専門院 癒之気 岡本と申します。



痛みに関して、
3つに分類してみました。


1.炎症による痛み

2.機能障害による痛み

3.形態・構造の異常による痛み

それでどの痛みになのかによって
それぞれの対応に
違いが出て来て来ます。


今回は

〈急性期の炎症の痛み〉について

例を挙げると
あなたが太ももに肉離れを
起こしたとします。

それでは、肉離れを
起こしてしまった部位では

いったいどんな事が
起きているのか少し考えて
行こうと思います。

肉離れは、筋肉に無理な力が
加わって筋肉の繊維が
少し切れてしまって
損傷している状態です。


そして組織に傷が付くと
その組織は直ぐに、強力な
炎症反応を起こし始めます。

そこに白血球が集まって来て
「ブラジキニン」「プロスタグランジン」

と呼ばれる炎症と痛みを
引き起こす物質を放出します。


ご存知だと思いますが
白血球の役割は、
身体をウイルスや細菌から
守る働きがあります。

要は身体を感染しない様に
守ってくれるという訳ですね。

不思議なもので血液であっても
1度出血して身体の外に

出てしまうと人体にとっては
異物と判断されてしまいます。

異物は直ぐに取り除かなければ
細菌感染を引き起こす
可能性も出て来ます。

ですから、傷が出来た部位には
白血球が集まって来るのです。


それともう1つ
とっても重要な役割があります。

あなたの身体に痛みを教える為。


組織が傷付いている部分から
あなたの脳に、痛みの信号を送って

「痛い所を動かさず、
 安静にして下さい。」

と教えてくれています。

あなたの身体の危険性を
伝えている訳です。

肉離れをしてしまって、
組織が傷付いている部分を
動かし続ければますます
傷口が広がります。

サクッとですが、これが
急性炎症を起こしている
部位で起きている事。


では、この様な急性炎症を
起こした場合に病院では
どんな処置をされているのか?

〈病院では〉

あなたもご存知の
痛み止めの注射や薬ですよね。

痛み止めは
「非ステロイド性消炎鎮痛剤」
と言ったりしますが

これは、先程あった炎症を
引き起こす物質の生産を
押さえる薬です。

ドラッグストアなどにある
頭痛薬や生理痛薬は
この仲間だと言えます。


あなたの身体の為に
痛みの信号を送っています。

身体の声を
見逃さない様にしましょう。


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