2025年6月27日金曜日

なぜ痛みが起こるのか?「痛みの正体」を科学的に考える その3


福井市の腰痛整体院 癒之気
岡本です。



炎症によって痛みが起きている時
病院ではどの様な対様な
されるのでしょうか?


多くの場合、医師が処方するのは
「痛み止め」の薬や注射です。


その中でもよく使われるのが、
「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」
と呼ばれる薬です。


このNSAIDsは前章で登場した
プロスタグランジンという物質の
生成を抑える働きがあります。

つまり、炎症の元となる物質の分泌を
ブロックする事で痛みや腫れを
抑えるのです。






このタイプの薬は、病院だけでなく
薬局でも手に入る事があります。


例えば、頭痛薬や生理痛の薬として
有名な市販薬(ロキソニン・イブなど)も
実はNSAIDsの仲間です。



■ ただし、注意が必要な事も


NSAIDsは強力に炎症を
抑えてくれる一方で

胃や腎臓に負担を掛ける
副作用も知られています。

又、痛みだけを抑えてしまうと
身体が本来必要としていた


「動かさない様に」というサインを
感じにくくなりかえって治りを
遅らせる可能性もあります。


その為
「痛み止めを使う目的は何か?」
「どの段階で使うべきか?」

という判断がとても大切なのです。







ここまで見てきた様に
「痛み」と一言でいっても
その種類や原因は様々です。

そして重要なのは
それぞれの痛みに応じて
適切なアプローチを選ぶ事です。



◎ 炎症による痛みの場合

たとえば、肉離れや捻挫等
急性の炎症による痛みであれば

まずは

「安静・冷却・圧迫・挙上(RICE処置)」


挙上(RICE処置)とは
怪我をした患部を心臓よりも
高い位置に保つ事


が基本です。


必要に応じて一時的に痛み止めを
使いながら回復を待つ事が大切です。


この段階で無理に動かしたり
揉んだりしてしまうと

炎症が悪化し治りが遅くなって
しまう事もあります。



◎ 機能障害による痛みの場合

一方で、筋力低下や関節の
動きの悪さによる痛みは

ストレッチや軽い運動を通じて
機能を回復させる事が
ポイントになります。


整体やリハビリ、セルフケアで
筋肉や関節の働きを取り戻す事が
根本的な改善につながります。



◎ 形態異常による痛みの場合

脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア等、
構造的な異常による痛みでは

医療機関での画像診断や専門的な治療が
必要になる場合もあります。


しかし、その多くは
保存療法(手術をせずに改善する方法)
で症状が改善する事もあります。


構造的な異常があっても
筋筋膜性の問題が原因の場合もあります。

そういった場合は
鍼や整体等で改善する事も十分可能ですので

焦らず適切な対処を選びましょう。




つまり

痛みの種類に応じた対処法を
知っているかどうかで

回復のスピードが大きく変わるのです。


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我慢を重ねて来たけれど

自分の事は後回し
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福井市 腰痛  整体 癒之気

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