健康への心得 その9 続

福井市腰痛専門　整体院　癒之気
岡本です。



その9

トイレタイムを我慢しない事

続き

排便・排尿とは
食べ物を体内で消化吸収した後の
いらなくなった物質を
体外に排出する事です。

便秘の状態で再吸収が始まり
それで、排出出来ない毒素は
皮膚にも悪影響を及ぼし
肌荒れを起こしやすくなります。

昔の日本人は、大きな便を
出す事で有名だったそうです。

西洋の人等の肉食系の人種に
比べると元々日本人は野菜を
沢山摂っていたので
大きくて立派な便が出るんですね。

そして、日本人が胴が長い傾向に
あるのも、食生活が穀物や野菜中心
だからだと言われていました。

ですが
今は、食生活が急速に洋風化して
頑固な便秘で悩んでいる方が
増えて来ています。

肉食の人種と同じ様な食生活を
していて便秘がひどくなる様なら
その食事が身体に合っていない
かも知れません。

それで、自分の力で出せないからと
その度に便秘薬を常用してしまうと
段々と薬に対する耐性が出来て
ますます便秘がひどくなって
辛くなります。

排便に大切なのは薬ではなく
まずは、材料をいれましょう。

それについて
1つの方法を考えるならば
野菜を多く摂取する必要があります。

それと
出来るだけ毎日同じ時刻に
トイレタイムを作る事も重要です。

朝食を摂る事、又は水分を取る事は
腸の蠕動（ぜんどう）運動を促進します。

その為にはやはり朝は
早起きする習慣にする事です。

運動不足でもてきめんに
便秘になるものです。
歩く事でも内臓の働きが活発に
なりますから生活に取り入れてみては
いかがでしょうか。


ある皮膚科医のお話で
スカートの裾がちょうど当たる
ふくらはぎの部分に皮膚ガンが
出来るといった事例が少しづつ
増えて来ているそうです。

歪みが大きくガンが作られやすい体質に
なった場合に、日常的にダメージを
受けている所からガンになると
考えられるのだと思います。

例えば、タバコを吸っていれば肺に
ガンが出来やすくなる様に
排出すべき毒素にさらされた臓器は
ガンになりやすくなります。

排尿を我慢していると雑菌が
繁殖してしまい、膀胱炎になりますし
便秘をしていれば、直腸にガンが
出来やすくなるのです。

仕事や用事の都合上
そうタイミング良くトイレに行けないよ
といった場合もありますけれども

排泄は生命維持の最重要事項です。

決して、排泄をなおざりにする様な
生活を続けるのは避けましょう。

それすらも、我慢しなければ
ならない様な仕事であれば、続ける程
身体に負担がのしかかって来ます。

いずれにしても、生活全般の見直しを
強制される事態になってしまいます。

出すべき物は、最優先して出来る限り
速やかに出してしまう。

我慢して溜め込んだらよくありません。



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