2018年4月13日金曜日

痛みの仕組みについて【番外編】その1


福井市の整体院 腰痛専門 癒之気
岡本です。



以前に痛みについてですが

炎症による痛み
機能障害による痛み
形態の異常による痛みについて
3つに分類してお伝えしました。

興味のある方はこちらを見てみて下さい。

それで今回番外編を
お伝えしようと思います。
それで何が番外編なのかと言いますと
それは、【心と痛みについて】

「えっ、心と痛みが関係するの?」
なんて思うかも知れませんが
私個人はあると思っています。

例えばですがうつ病ってありますけど
症状の1つに痛みがあるんですね。
場合によっては、この原因不明な
痛みがうつ病の方の
主症状だったりするものです。

それに、とある研究発表によりますと
うつ病ではなくても
色々な精神的な不調で、痛みが
起こる事もある様なんです。


まず初めに
ここから先は、独断と偏見で
お伝えして行きます。
全然教科書的でもないですし
先行程度という事ですので。

【痛みの感度というのは調節される】

例えば、あなたが部屋の中とかを
歩いている時に、テーブルの角に
足の指をぶつけたとします。

最初は「イテッ!」と強い痛みを
感じると思います。しかも
ちょっと怒りを覚えるかも知れない。
でも、それが大した痛みでなければ
だんだん痛みは減少して行きます。

痛みとは、身体に異変が起きた時に
知らせてくれるサインです。
要は、救急車や消防車が放つ
サイレンの様なもの。

火事が起きたら、その時はものすごい
サイレンを鳴らしながら消防車が
その現場まで駆け付けます。

それで火が鎮火したら
「チーン、チーン」って静かな音で
鳴らしながら帰って行くのを
思い出してみよう。

痛みもサイレンと実は似ているのです。


鎮火した後に、消防車の
サイレンの音が絞られる様に
痛みもある程度感じられれば
痛みの感度は絞られる。

痛みの現場の様子は
もう十分に理解したから
「痛いのはもうその辺にしてよ」
と身体が勝手に調節する訳。


そして重要なポイントがもう1つ。

【痛みと視床の関係性】

痛みの信号は脳にある視床という部分で
どれだけ苦しいのかという
「味付け」をされるのです。
つまり、痛みが苦痛に変換されるという事。

例えば、高血圧症の脳内出血等により
視床の損傷で、あまり痛くないのに
「痛くて辛い」だとか「痛いのに辛くない」
といった妙な感覚異常が起きたりします。

この視床での「痛みの味付け」は
精神状態によってかなり影響を
受ける事が分かっているのです。

ですからうつ病でなくても
精神的ストレスで痛みが強くなったり
する事がある訳なんですね。

後もう1つあるのですが
次回にお伝えしたいと思います。


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マッサージや薬や注射、健康器具など
次から次へと試してみても
腰の不調が改善して行かない・・・

何が悪いのだろうと そう思っている
あなたへ

腰痛に良かれと思って
今やっている事が、もしかしたら
あなたの現在の身体の状態に
合っているとは限りません。

まずこちらの整体を試してみませんか?

福井市 整体院  腰痛専門  癒之気


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