2020年1月10日金曜日

腹八分が正しい理由


福井市の整体院 腰痛専門 癒之気
岡本です。



前回はアミノ酸の消化について
お伝えしました。


アミノ酸は
身体の中で作る事が出来ません。
だから、食べ物から摂り入れる
必要があります。この作業が
消化→吸収→合成というものでした。


そして、細胞は環境に応じて
各種たんぱく質を作り出します。

仮に、あなたが毎日
筋トレに励んだとします。

当然、筋肉にはストレスが掛かります。
このストレスを下げる為に
筋肉細胞はアクチンとミオシンという
たんぱく質を作って
筋肉の量を増やすのです。


この様にストレスに対抗しようとします。
その結果、あなたは
筋肉隆々になる訳ですね。


ここまでが前回の復習です。


そのアミノ酸について
もう1つあなたにお伝えして
おきたいと思います。

それは余ったアミノ酸は
身体の中に蓄えておく事は
出来ないという事です。

お伝えしている通り
ブドウ糖はグリコーゲンとして
身体に蓄えていく事が出来ます。


しかし、アミノ酸は全て「ブドウ糖」に
変換される運命にあります。


要は、使い切れない程の
たんぱく質を食べると
糖分を大量に食べた事と
全く同じという訳です。


つまり、ブドウ糖を使い切らないと
結局は脂肪に変わってしまう
という訳なんですね。


【腹八分目の科学】

「腹八分目が良い」
とか聞いた事がありますか?


昔の人はおそらく
いつもいつも満腹だと
なんだか、どうも調子が悪い。
運動をしないと体が重いという事が
経験的に分かっていたのでは
ないかと思います。

ただこの事は、近年科学的に
証明されつつあります。


例えば、糖尿病治療の基本とは
膵臓にインスリンの分泌を促す飲み薬や
人工的に合成された
インスリン注射ではなくて
運動療法と食事療法になっています。


つまり、「腹八分目と適度な運動」
という事になっているんですね。


もう少し具体的に言えば
インスリンを使っている糖尿病患者さんが
週に3回、1回1時間位
息が上がる程ではない
汗がにじむくらいの軽い運動を
10週間続けると、毎日のインスリンの
使用料を抑える事が出来る

こんな事が最近の
研究の結果で分かっています。


ここで言う運動とは持久トレーニングの事。
いわゆる、有酸素運動と呼ばれるもの。

大体、有酸素運動を3ヶ月位続けると
スタミナが付いて来ます。
それで、その頃にインスリンの
効きが良くなって来るんですね。


では、一体膵臓では
何が行われているのか?

次回、考え行こうと思います。


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マッサージや薬や注射、健康器具など
次から次へと試してみても
腰の不調が改善して行かない・・・

何が悪いのだろうと そう思っている
あなたへ

腰痛に良かれと思って
今やっている事が、もしかしたら
あなたの現在の身体の状態に
合っていないのかも知れません。

ならばこちらの整体を試してみませんか?

福井市 整体院  腰痛専門  癒之気



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