2025年12月19日金曜日

反り腰を悪化させる生活習慣と筋肉バランスの崩れとは?毎日のクセが腰を辛くする理由


姿勢・体質改善で腰痛を解決する
福井市の整体院 癒之気 岡本です。



反り腰は「姿勢が悪いから起こる」と
一言で言い切れない程
いくつかの要素が重なって起きる症状です。

前回重心のズレ(前重心)と
腰の反りやすさの関係をお伝えしました。


ここではもう少し深く
「なぜ反り腰になるのか?」
「なぜ40〜50代女性に多いのか?」
という「根の部分」をお伝えします。



ちょうど、家の土台が少し傾くと
壁や柱にも影響が出る様に

姿勢の土台である骨盤や
筋肉バランスが崩れると
腰にも負担が連鎖してしまうのです。




① 腸腰筋がうまく使えていないと
  腰が反りやすくなる


腸腰筋は、腰と脚をつなぐ
“身体のエンジン”のような筋肉。

本来は、重心を安定させたり
一歩踏み出す時にスムーズに
脚を動かすために働きます。


しかし、スマホ姿勢・座りっぱなし
運動不足が続くと…


・腸腰筋が縮んだまま固まる

・股関節が前に引っ張られる

・上半身が反り返りやすくなる

という悪循環に陥ります。


例えるなら、
前側の筋肉(腸腰筋)が短く縮んだ
「きつい前ポケット」に引っ張られて
腰が前に引き出される状態。


これが反り腰の土台を作る
大きな原因のひとつです。




② お腹がゆるみやすく
     ぽっこり見えやすくなる


腸腰筋が使われない状態が続くと
腹筋(特にインナーマッスル)も
働きにくくなります。


腹筋が弱ると身体の前後バランスが崩れ
腰が反りやすい形に固定されます。


その結果…


・標準体型でもお腹がぽっこりしやすい

・下腹の力が入らず姿勢がキープ出来ない

・反り腰を治そうとしても戻りやすい

と感じる方が増えてきます。


これは脂肪の問題というよりも
腹筋の“コルセット機能”が弱まり
内臓が前に押し出されるイメージです。







③ 太もも前・ふくらはぎが
      常にパンパンになる


反り腰になると重心が前に寄り
前ももやふくらはぎが強制的に働き続けます。

その結果


・前ももが張る

・ふくらはぎがむくむ

・足が疲れやすい

・どれだけストレッチしても張りが戻る


といった症状が出やすくなります。

反り腰は腰の問題だけでなく
「脚全体の疲労」も引き起こす
姿勢のクセなのです。




④ 肩こり・首こりまで
     セットで起きてしまう


反り腰で腰が反ったままになると
背中の筋肉が常に引っ張られた
状態になります。

この緊張が肩〜首へ連動し
コリやすさが増していきます。


ヒールの靴や厚底スニーカーをよく履く方は
特にこの連鎖が起こりやすい傾向です。


まるで、
背中側のロープが常に張り詰めた
「ピーンっとした状態」。

これでは肩や首に負担が掛からない
訳がありません。




⑤ 血流が悪くなり体がむくみやすくなる


反り腰は筋肉の硬さを作り
硬くなった筋肉は血管を圧迫します。

結果として余分な水分が溜まりやすくなり
むくみが慢性的になります。


特に、

・足のむくみ

・下半身太り

・だる重さ


を感じやすい人は反り腰の影響を
受けているケースがとても多いです。



次回は
立ち方を整えて反り腰を改善する
具体的な方法をお伝えします。


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